ピラティスコラム

きつい運動はもう卒業。いま注目の「ゾーン2トレーニング」とは?会話できるペースで続ける、がんばりすぎない運動習慣

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最近、こんな感覚はありませんか?

「ジムで張りきって走ったら、ヘトヘトで続かなかった」
「運動って、きつくないと意味がない気がする」
「息が上がるのが苦手で、つい避けてしまう」
「がんばった翌日、疲れて何もできない」

そんな経験、ありませんか?

運動は「きついほど効く」と思われがちです。

でも、がんばりすぎるほど続かない…という方も多いのではないでしょうか。

そんななか、海外を中心に注目を集め、日本でも話題になりつつあるのが「ゾーン2トレーニング」です。

ひとことで言うと、「会話ができるくらいのきつさ」で、ゆったり長めに身体を動かす運動のこと。

この記事では、ゾーン2トレーニングの考え方と、運動が苦手な女性でも始めやすい取り入れ方をご紹介します。

ゾーン2トレーニングとは?

運動のきつさは、心拍数をもとにいくつかの「ゾーン」に分けて考えることがあります。

ゾーン2は、そのなかで比較的やさしい強度のこと。

目安は、こんな状態です。

  • 息は少しはずむけれど、会話はできる
  • 鼻歌は少しむずかしいくらい
  • 20〜30分続けても、つらくなりにくい
  • 終わったあと「もう少しできそう」と感じる

早歩き、ゆるやかな自転車こぎ、ゆっくりめのジョギングなどが代表的です。

持久力の土台づくりや、健康的な運動習慣のひとつとして、アスリートから健康志向の方まで幅広く取り入れられています。

「がんばりすぎ運動」で挫折しがちなあるある

① 最初から全力で走ってしまう

「せっかくだから、しっかり汗をかかなきゃ」

そう思って最初から飛ばすと、すぐに息が切れて「やっぱり運動は苦手」と感じてしまいがちです。

ゾーン2の考え方なら、「ちょっと物足りない」くらいでOK。

そのくらいのほうが、次の日もまた動きたくなります。

② 汗の量で「がんばり」を測っている

「汗をかかないと、運動した気がしない」

汗の量は、気温や体質によっても変わるもの。

汗の量より、「会話ができるペースを保てたか」「心地よく続けられたか」を目安にしてみてください。

③ 週末にまとめてがんばる

「平日は無理だから、土日にまとめて動こう」

週末だけ強めに動くと、疲れが残って月曜日がつらい…ということも。

ゆるやかな運動なら、平日の通勤や帰り道にも少しずつ取り入れやすくなります。

なぜ「ゆるやか運動」が今、注目されているの?

ゾーン2が注目される背景には、運動に対する考え方の変化があります。

  • 「追い込む」より「続ける」ことを大切にする人が増えている
  • スマートウォッチの普及で、心拍数を気軽に確認できるようになった
  • リカバリーやコンディショニングへの関心が高まっている
  • 健康寿命や「動ける身体」を長く保ちたいという意識の広がり
  • ジム挫折の経験から、無理のない運動を探す人が多い

きつい運動を短期間がんばるより、心地よい運動を長く続ける。

そのほうが、忙しい女性の毎日にもなじみやすいのかもしれません。

気温が下がって歩きやすくなるこれからの季節は、始めるのにぴったりのタイミングです。

今日からできる、ゾーン2の取り入れ方

  • まずは「会話ができる早歩き」を20分から
  • 週2〜3回を目安に、無理のないペースで
  • 通勤のひと駅分を歩いてみる
  • スマートウォッチがあれば、心拍数を目安に確認
  • なければ「話せるかどうか」をペースの基準に
  • 歩きやすい靴と、動きやすいウェアを用意する
  • 疲れている日は、思いきってお休みする

心拍数の目安は年齢や体力によって個人差があります。

持病のある方や体調に不安がある方は、かかりつけの医師に相談してから始めてくださいね。

ゾーン2とピラティスは、よい組み合わせ

ゆるやかな有酸素運動と、ピラティスは相性のよい組み合わせです。

呼吸が整うと、ペースを保ちやすい

ピラティスで練習する、肋骨を広げる深い呼吸。

この呼吸の感覚が身につくと、歩いているときも息のリズムを整えやすくなることがあります。

体幹と姿勢が、歩き方を支える

猫背のまま長く歩くと、首や腰に負担を感じやすくなることも。

体幹で上半身を支え、骨盤からすっと脚を出せるようになると、同じ20分でも心地よく歩きやすくなります。

マシンピラティスで、土台づくり

マシンピラティスは、スプリングのサポートで身体を支えながら、全身をバランスよく動かせるのが特長です。

「歩く」「走る」の土台になる姿勢や体幹を整えることで、ゾーン2の運動もより楽しみやすくなるかもしれません。

運動が苦手な方も、パーソナルレッスンなら、その日の体調や体力に合わせて内容を調整できるので安心です。

おうちでできる、ウォーキング前後のセルフケア

① 歩く前に、足首まわし(左右10回ずつ)

  • 椅子に座り、片脚を反対の膝にのせます
  • 足の指に手の指を入れて、足首をゆっくり大きく回します
  • 足首が動きやすくなると、一歩が軽く感じられることも

② 歩く前に、その場で骨盤ゆらし(10回)

  • 足を腰幅に開いて立ち、膝を軽くゆるめます
  • 骨盤を前後にゆっくり傾けます
  • 腰まわりが温まってきたら、歩き始めましょう

③ 歩いたあとに、ふくらはぎのばし(左右3呼吸ずつ)

  • 壁に両手をつき、片脚を後ろに引きます
  • かかとを床につけたまま、前の膝をゆっくり曲げます
  • ふくらはぎが心地よく伸びるのを感じながら、深呼吸

痛みを感じたら無理をせず、心地よい範囲で行ってくださいね。

ゆるやか運動の習慣をサポートするアイテムも

道具に頼りすぎず、あくまで習慣のひとつとして取り入れるのがおすすめです。

そのうえで、「自分のペースがわからない」という方には、心拍数を確認できるスマートウォッチもひとつの選択肢。

手首でさっと数字を見られると、「今日はゆっくりめで」「今のペースがちょうどいい」と、自分の身体と対話するきっかけになります。

また、お気に入りのウェアがあると、身体を動かす時間が少し楽しみになります。

動きやすく、身体のラインを確認しやすいウェアは、ウォーキングにもピラティスにも使いやすいですよ。

まとめ

運動は、きつくなくてもいい。

「会話ができるくらい」のやさしいペースでも、続けることで、動ける身体づくりにつながっていく可能性があります。

これまで運動で挫折した経験がある方こそ、がんばりすぎない「ゾーン2」を試してみてください。

物足りないくらいで終えて、また明日。

そのくり返しが、無理なく続く運動習慣の第一歩です。

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