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最近、こんな感覚はありませんか?
「スマホを見ながら食べていたら、いつの間にかお皿が空っぽ」
「お昼ごはん、何を食べたか思い出せない」
「お腹いっぱいなのに、なぜかまだ何か食べたい」
「食事の時間が、ただの“作業”になっている」
そんな経験、ありませんか?
忙しい毎日の中で、食事はつい「さっと済ませるもの」になりがちです。
そんな今、ウェルネスの分野で注目されているのが「マインドフルイーティング」という考え方。
何を食べるかだけでなく、「どう食べるか」に目を向ける食べ方です。
年末に向けて食事の機会が増えるこれからの季節にこそ、取り入れたい習慣。
この記事では、マインドフルイーティングの基本と、忙しい女性でも続けやすい始め方をご紹介します。
マインドフルイーティングってなに?
マインドフルイーティングとは、「いま食べていること」に意識を向けながら食事をする方法です。
瞑想などで知られる「マインドフルネス」の考え方を、食事に取り入れたものといわれています。
料理の色や香り、口に入れたときの食感や味、お腹が満たされていく感覚。
そうしたひとつひとつを、ゆっくり味わいます。
カロリーを数えたり、食べてはいけないものを決めたりする「食事制限」とは違い、自分の身体の声に耳を傾けることが目的です。
だからこそ、がんばりすぎずに続けやすいのが魅力です。
忙しい女性に多い「ながら食べ」のあるある
① スマホや動画を見ながら食べている
「ひとりごはんは、つい動画のおともに」
ひとりの食事の時間は、ほっとできる大切なひとときですよね。
ただ、画面に意識が向いていると、味や満腹感に気づきにくくなることがあるといわれています。
まずは「最初のひと口だけ、画面を見ずに味わう」ところから始めてみましょう。
② デスクで仕事をしながらランチ
「メールを返しながら、パンをかじって終わり」
時間が足りない日もありますよね。
でも、仕事モードのまま食べると、呼吸が浅く、肩に力が入ったままになりがちです。
5分だけでもパソコンから離れて食べると、午後の気持ちの切り替えにもつながるかもしれません。
③ 疲れた夜に、なんとなく食べ続けてしまう
「お腹がすいているのか、疲れているのか、わからない」
がんばった一日の終わりは、食べることで気持ちを落ち着かせたくなることもあります。
それ自体は、自然なことです。
ただ、手を伸ばす前にひと呼吸おいて、「いま、本当にお腹がすいているかな?」と自分に聞いてみる。
それだけで、食べ方が少しずつ変わっていきます。
なぜ「ながら食べ」だと満足しにくいの?
満腹を感じるまでには、食べ始めてから少し時間がかかるといわれています。
早食いやながら食べでは、その感覚に気づく前に食べ終わってしまうことがあります。
さらに、
- よく噛まずに飲み込んでしまう
- 味や香りを感じる前に、次のひと口を運んでいる
- 前かがみの姿勢で、お腹が圧迫されている
- ストレスや疲れで、呼吸が浅くなっている
こうしたことが重なると、「食べたのに満たされない」感覚につながる可能性があります。
食事の「量」より先に、「食べ方」を整えることが、心と身体の満足感につながっていきます。
今日からできる、マインドフルイーティングの小さな習慣
- 食べる前に、ひと呼吸してから「いただきます」
- 最初のひと口は、目を閉じて味わう
- ひと口ごとに、お箸をいったん置く
- ひと口30回を目安に、ゆっくり噛む
- スマホは、食事中だけ別の場所に
- お気に入りの器に盛りつける
- 「お腹が8割くらいかな」と途中で確かめる
- 背すじを伸ばして、椅子に座って食べる
毎食やろうとしなくて大丈夫です。
「1日1食だけ」「週末のごはんだけ」から始めてみてください。
マインドフルイーティングとピラティスの共通点
実は、マインドフルイーティングとピラティスには、よく似た考え方があります。
それは、「いまの自分の身体に意識を向ける」こと。
呼吸に気づく
ピラティスでは、呼吸と動きを合わせることを大切にします。
深い呼吸に意識を向ける練習は、食事の前にひと呼吸おいて、気持ちを切り替える習慣にもつながります。
体幹と姿勢が、食事の時間も支える
体幹が安定すると、椅子に座ったときも骨盤を立てやすくなり、前かがみになりにくくなります。
背すじが伸びた姿勢で食べると、お腹まわりがゆったりして、落ち着いて食事を味わいやすくなるかもしれません。
身体の声を聞く力が育つ
ピラティスのレッスンでは、「いま、どこに力が入っているか」「どこが動きにくいか」を感じながら動きます。
この「感じる力」は、お腹の満たされ具合に気づく力とも、どこかでつながっているように思います。
マシンピラティスは、スプリングのサポートで正しい位置を感じながら動けるのが特長。
運動が苦手な方も、パーソナルレッスンなら、自分のペースで身体と向き合う時間をつくれるので安心です。
おうちでできる、食事前後のセルフケア
① 食事前の「3呼吸リセット」(30秒)
- 椅子に座り、両足の裏を床につけます
- 両手をお腹に添えて、鼻からゆっくり吸います
- 口から細く長く吐きながら、肩の力をストンと抜きます
- 3回くり返してから「いただきます」
② 食後の「座ったまま背骨ほぐし」(左右各3回)
- 食後少し時間をおいてから、椅子に浅く座ります
- 息を吐きながら、みぞおちから上をゆっくり右へひねります
- 吸いながら正面に戻り、反対側も同じように
- お腹を圧迫しない、心地よい範囲で行いましょう
体調がすぐれないときは、無理をせずお休みしてくださいね。
ゆっくり味わう食事をサポートするアイテムも
道具に頼りすぎず、あくまで習慣のひとつとして取り入れるのがおすすめです。
そのうえで、「食事の時間を、もう少し丁寧に過ごしたい」という方には、お気に入りの器をひとつ迎えてみるのもひとつの方法。
温かみのある木製のワンプレートなら、いつものごはんを盛りつけるだけで、自然と「味わおう」という気持ちになれます。
また、「平日は料理をする余裕がなくて、食事が適当になりがち」という方には、冷凍の宅配食をストックしておくのもひとつの選択肢です。
食事づくりが大変な日に、栄養バランスを考えた一食をレンジで用意できるので、浮いた時間をゆっくり味わう時間にあてられます。
まとめ
マインドフルイーティングは、「正しく食べなきゃ」と自分をしばるものではありません。
忙しい日も、ながら食べの日も、それで大丈夫。
ただ、1日のどこかで、ひと口だけでも「おいしいな」とゆっくり味わう時間をつくってみてください。
その小さな時間が、心と身体を自分の手に取り戻すきっかけになるはずです。
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